穴山地区便り(A letter from Anayama)




ボ ラ ン テ ィ ア 募 集




お天神講






H.15.12.13




伊藤窪の公民館にPTAの役員さんや小学生が集ってお天神講の始まりだ。

手分けして 奉納 天神天満宮 を書いてゆく。
正式には、奉納 天満天神宮 であったものが近頃になって間違えられてきたようだ。
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一筆でも書いた児童が名前を自署する。



     



昔の武士の旗印のように竹を切って、習字を括りつける。







寒いな。地域の人がこちらを見ているよ。おはようございます。 






誇らしげに旗ざおを担いで行く。
僕にも持たせてよ と言うが 譲ってくれない。




いよいよ 御名方(みなかた) 神社に着いた。

 

ご神木の松は樹齢700年と言う韮崎市の天然記念物だ。



あっ、僕の生まれた生年月日と名前があった。

私のもあるよ。


地域の責任者から菅原道真について説明をうける。

勉強の神様に習字や勉強ができるようにお祈りするのだね。




PTAの役員さんが重箱に混ぜご飯を作ってきて
 天神様からのお裾分けだ。頂きます。
おいしいね。ご馳走様。

   


公開授業  心の教育 (お天神講  H.15.12.5)


講師 伊藤治男 先生 



昔は、児童が自分たちで行事を企画して実行していた。 

混ぜご飯を自分たちで作り、豆腐の味噌汁を作って楽しんだものだ。 

  その豆腐も空き地を利用して大豆を作り、豆腐屋さんで豆腐や油揚げと交換したものだった。

それだけに味もよく食事の楽しみも大きかった。 

当時は年間日曜日には必ず神社の清掃をしてきた。その褒美のお金で 

菓子やみかんなどの他ノート鉛筆など購入し,分けて頂いたのも

楽しかったし、大切に使ったものだ。 

その行事の中で児童は人とのつながりを理解し、団結心や郷土愛に目覚めたのだ。

児童が少なくなりまた飽食になれて、児童が食事を作ることもなくなって

地域の行事に参加することも少なくなって郷土愛も薄れていくのは問題だ。




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北東小学校