蛍を蘇らせる








18年前から蛍を再生したいと色々試行錯誤を繰り返しながら
営々と努力を重ねてきた48人の人達が水槽で育てた幼虫を持って集まってきた。


 





  6月の始めに、蛍の雌30匹を捕らえ、雌1匹について雄の成虫3匹の割合で
1ヶ月間保育し卵を産ませ1万匹の幼虫を繁殖させた。それを分担して
1人が500匹から千匹の幼虫を家の水槽で育成してきた。
 




  9ヶ月間、近くの塩川から蛍の成長に合ったカワニナを捕らえて餌にしてきたが、
今日集まった人は、育成の成果を自慢しながら、
水槽から餌のカワニナを網で分けて幼虫を集め始めた。





     手のひらの上の10mmから20mmの幼虫




   0.2MMの幼虫がこのように立派な幼虫になるのは4割だ。
  




  今日は約4000匹の幼虫を放流した。

今日(3月23日)放流して、蛍が飛び立つのは6月になる。
蛍祭りは一番たくさん舞う日を予測し6月中旬の日を決める。
待ちどうしい限りです。

5000円の会費を納め、蛍を育成し、保存に努めている方々に感謝します。









以上の内容は18年間蛍を蘇らせたいと育成に尽くしてきた
同級生の矢崎喜内君の話を片山がまとめたものです。

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